7月24日(土)
朗読 10:00~「ながさきを 見つめる」天とうむし2
長崎市内の高校生14名で、長崎原爆について書かれた作品を披露します。
朗読を通して被爆された方の思いを若い世代に受け継ぎ、原爆の悲惨さや
平和への願いを伝えたいと思います。
演奏 11:10~
ヴァイオリン 中原大幾
鹿児島県出身。長崎大学教育学部音楽科卒、同大学院修了。
長崎OMURA室内合奏団団員。
過去10年間、「長崎国際平和映画フォーラム」
「ナガサキ 映画と朗読プロジェクト」に出演。
映画 11:45~
「ヒロシマ ナガサキ 最後の二重被爆者」 稲塚秀孝監督/2019年/80分
紙芝居と演奏 13:15~
「二重被爆のお話と演奏」
紙芝居 原田晋之介 ヴァイオリン 中原大幾
広島と長崎で二度被爆した故、
山口彊(1916~2010)のひ孫となる原田晋之介が
曾祖父の被爆体験を紙芝居で読み、中原大幾が演奏します。
朗読 14:00~「原子雲の下に生きて」山里小学校
昭和20年8月9日
爆心地近くの山里尋常小学校(当時)では、職員、児童、約1300名が原爆で亡くなりました。
今回6年生が、母校の先輩が書いた「原子雲の下に生きて」を朗読します。
朗読 14:45~「長崎の鐘」渕中学校
被爆当時、長崎医科大学教授だった
永井隆(1908~1951)が亡くなって今年70年を迎えます。
数々の著作が残され、「長崎の鐘」は国内外に被爆の実相を伝える作品となりました。
3回目の参加となる渕中学校の生徒の皆さんが朗読します。
朗読 15:30~「原爆前後」長崎大学 放送研究会
「原爆前後」は1968年から三菱重工長崎造船所の造船設計部有志の呼びかけで刊行された
小冊子です。被爆、終戦の前後4年間に体験したことを、孫の世代に書き残す700編を
越える手記が集まりました。
朗読 16:30~「やすらかに今はねむり給え」Nの会
2015年、戦後70年を機に結成。
会員は長崎県高校放送部の所属していたOB、OGです。
NHK杯全国高校放送コンテストを目指して日々精進していたことも!
朗読を通して、美しい日本語お届けしたいと思います。
7月25日(日)
合唱 10:00∼ 長崎居留地
男声合唱団
2007年秋、長崎と長崎外国人居留地を
愛する男達が集まり結成された男声合唱団。
「音楽を通したまちづくり」を目的としている。
2011年に女子部を結成し、その活動は県内外、海外に広がっている。
映画 11:00~ 「ひろしま」 関川秀雄監督/1953年/104分
朗読 13:00~ 「1945 ヒロシマ」 広島YWCA朗読グループ 夾竹桃
1994年、被爆50周年を機に結成された朗読グループ「夾竹桃」は、
被爆者の手記や原爆詩の朗読を通して、「反戦・反核・平和」の思いを
若い世代に伝える活動をしています。
朗読 13:50~ 「ヒロシマの空の下で」 朗読劇グループ 森の会
森の会は広島国立追悼記念館の朗読ボランティア有志によって構成されています。
被爆者が書いた体験記や詩を朗読し、その非人間性を多くの人に知っていただくため、
事実を次世代に繋いでいくために活動を続けています。
朗読 14:40~「あの夏の日の哀しみと嘆きと」 心の声伝えたい
“心の声伝えたい”は、
中国新聞文化センタークレドビル教室で
朗読を学ぶレッスン生。
言葉の力は偉大です。
76年前のあの日の悲惨な出来事を、朗読を通してお伝えしたい。
二度と同じことが繰り返されないにとの思いを込めてお届けします。
講話と演奏 15:30~
「反戦詩画人 四國五郎を想う」
今田陽次(独唱)、山下雅靖(ピアノ)
昨年に引き続き、
長崎から広島で平和を訴え続けた四國五郎さんをお伝えできて嬉しく思います。
四國さんが生涯かけて後世に伝えたかったこと、
音に乗せてお送りします。
朗読 16:20~ 「明日」 正しい日本語研修会と広島の皆さん
1945年8月8日長崎。
市井の人々の日常を描いた井上光晴作品を朗読劇にしました。
今回は長崎弁を駆使して、
長崎と広島の皆さんが演じます。
「ナガサキ 映画と朗読プロジェクト」のエンディングとなります。